季節のご飯が人気のラーメン店。このフレーズが合うのが味処むさし野です。ラーメンもやさしい味わいの一品ですが、このお店はサイドメニューの季節のご飯が格別です。
ラーメン屋さんで提供してくれるサイドメニューという固定概念を吹き飛ばしてくれるくらいの内容です。今回、特徴のある季節のご飯を中心に松戸のラーメン名店、むさし野を取り上げます。
なお、2019年9月に再開後の詳細はこちらで画像豊富に詳しくまとめてみました。
駅から遠くても名店！むさし野のラーメン
ラーメンむさし野は駅から遠く、アクセスは不便である事から隠れた名店という言葉が合うと思います。あの場所で行列ができるくらいの人気が出るのは通常、考えられません。
最寄り駅を聞かれると困る位置です。新京成線の松戸駅、みのり台駅が最寄り候補です。しかし、どちらも歩いて行くには時間がかかります。特に松戸駅からは坂も道中あるため厳しいです。
徒歩であればみのり台駅からが通常でしょう。松戸駅などからバスで向かうのも手です。タクシーや車で訪れる方も多く見受けられます。
看板もあまりないのに行列
現地もむさし野の看板も大きく出ていません。目的を持って向かっても住宅風の建物である為、しっかり見ていないと見落とします。湯楽の里の対面側、松戸方面からでは消防署の角を曲がった側に位置しています。
宣伝に力を入れているがラーメンの味はあまりというお店も正直あります。しかし、むさしのはお店の中に入ってからの実力できっちり勝負をしてくるお店です。
綺麗な店内にファンとなるのもわかる
店内もカウンター中心で清潔感があります。お金をかけて内装を凝っているという方向ではありません。行き届いた清掃などプロとしての仕事を感じさせる内容です。お水もビンのボトルで出てくるなどこだわりが見えます。ドリンクメニューにラムネがあるのもいい味を出しています。
ラーメンというジャンルではしっかり清掃を行わないと油汚れが目立ってしまいます。そのため、女性1人客など敬遠してしまう方も多いです。しかし、むさし野くらい清潔感があると女性1人でも気兼ねなく楽しめる内容です。
むさし野と言えば！季節のご飯が外せない
ラーメンも中華そばに塩そばとどちらも優しい細縮れ麺がスープとよく絡み合い美味しいです。つけそばやごま辛そばなどつけ麺メニューもあります。
しかし、むさし野と言えば季節のご飯です。このメニューなくしてむさし野を語れないと言っていいくらいお得感あふれるメニューです。
季節のご飯は小ぶりのどんぶりにご飯が入っています。そして、その上に盛り付けられる具材がすごいのです。その日に市場で仕入れた、新鮮な海鮮具材を使用する為、盛り付け具材はお任せです。日によって内容はまったく変わります。
しかし、がっかりさせる日がないくらい毎回、工夫された具材がのっています。ラーメン屋さんでこれだけの海鮮具材を用意するお店はそうそうありません。
いい意味で予想を裏切る具材
季節のご飯における具材の内容がいい意味で顧客の期待を裏切ってくれます。鮮度のいい刺身がのる事もあります。生ものも生しらすまで投入されたりとバラエティーに富みます。
揚げ物も天ぷらがあったり、焼き、煮るなど料理人の仕事の幅がとても広いです。さらに、季節のご飯の上に乗る具材は1品であることは珍しいです。2,3品と所狭く、小ぶりの茶碗の上を占拠してきます。
季節のご飯は店主の経歴にあり
旬の素材を使った季節のご飯について、あれだけ豊富なメニュー構成は真似できるものではありません。なぜ、むさし野は可能なのでしょうか。
店主がもともと和食職人であったと言われています。更に独立後も松戸内で和食料理のお店を行っていて、その後、今の場所にラーメン店として開業されたようです。
※2019年4月に閉店後、9月に同じ場所で営業再開されました！
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