松戸の大人気ラーメン店と言えば「兎に角」(とにかく)の名前が上がります。
松戸 ラーメン 兎に角の特色
「兎に角」の特色は油そばでしょう。あのモチモチの麺に豊富な具材、そして油もクドイ油ではなく麺に絡ませるタレのような形です。
麺量も普通盛でゆで前250gと多めです。サイドメニューもご飯ものを中心に取り揃っています。トッピングの燻製玉子も忘れられない一品です。
店内も清掃の行き届いた、清潔感のある内装です。BGMもラジオではなく、少し懐かしい音楽中心です。ほどよく落ち着いた店内で女性1名のお客さんも多く見受けられます。カウンター席なので数名の仲間でしたらピーク時でなければ共に楽しむこともできるでしょう。
兎に角の成り立ち
2005年オープンと執筆時の2019年では14年目になり、長年人気を有しています。松戸駅東口側に現在の店舗はありますが、オープン時は同じ東口側でも別の場所にありました。
現在、兎に角グループで運営する「蝙蝠」(執筆時、臨時休業中・再開未定)がラーメン店としてオープンしている店舗です。こちらでは長年、家系ラーメンの「じゃん家」が人気店として運営していた場所です。
旧店舗よりも現店舗の方が広く、オープンキッチンおよび製麺室も見える形で調理スペースも広いです。
兎に角グループの店舗は他にも
なお、現在兎に角グループとしての店舗は他にもあります。2019年2月には柏高島屋ステーションモール店もオープンしました。
茨城県の守谷にも兎に角南守谷店があります。未確認情報であり、噂ベースではありますが、松戸の人気ラーメン店として閉店を悲しんだ「じゃん家」の店長が守谷店に務められているのではという噂もあります。
兎に角グループではなく、独立店となりますが南流山の「麺処 桜桃太郎」の店主は兎に角で修行されていました。
兎に角グループの閉店店舗
閉店された店舗ではららぽーと柏の葉にあった「兎に角 another leaf」があります。その後に柏ステーションモール店の開業がある為、移転に近い形でしょうか。「兎に角 亀有店」も閉店しています。
業態も焼きそばを主体としたメニューであった「CHAO(炒)」というお店もありました。現在の松戸店から道を一本進むだけの距離で、記憶が確かであれば焼きそばに割りスープが付いたかと思います。
こちらの焼きそば主体店は残念ではありますが火事が起きた影響でしょうか。オープンからあまり日を経たずに閉店となりました。味が良かっただけに再オープンが期待されます。
兎に角 メニューの特徴
兎に角のラーメンは大きく分けて3つに分かれています。
・ラーメン
・つけ麺
・油そば
ラーメンやつけ麺も奥深い味ですが特色は油そばですね。見た目からまず美しい具材の配置です。
チャーシューが大振りと切れ端、のり、ねぎ、かつおぶし、そしてメンマと豊富です。
油もただ味が濃いという形ではありません。しっとり麺になじむ形でよく合います。更に割りスープを投入すれば、〆のラーメンになるような感じになり、1杯で2度楽しめます。
価格
2019年2月現在、並盛は780円です。ラーメンやつけ麺、油そばすべて共通です。盛り量と価格の違いは以下の通りです。
価格
麺量
小盛
730円
200g
普通盛
780円
250g
大盛
880円
375g
特盛
980円
500g
トッピングでは燻製玉子、温泉卵のどちらも各100円です。のり増しは5枚増量されて100円です。メンマ増しは150円、チャーシュー増しは280円です。なお、チャーシューは1枚100円からの1枚づつの増量も受け付けてくれます。
充実したトッピングを活かしたい場合は全部増しです。チャーシューが4枚増量され、燻玉、メンマにのりが4枚増量されます。こちらの全部増しは420円プラスとなっています。
サイドメニューにも特色
ご飯ものでは刻みチャーシュー丼と牛すじ丼が2大巨頭として有名です。刻みチャーシュー丼はあのチャーシューのクオリティーから手堅いのはわかりますが、牛すじ丼はどうイメージされますか?
牛すじと聞くと「すじ」の部分が協調されて堅い部分がないかとも思います。しかし、この牛すじ、煮込まれてプルプルな感じでとっても美味です。牛すじとご飯を含んで、油そばをガブッといくのが最高です。
ラーメンの分量が多いため、ご飯ものは厳しいという方にはミニサイズもあります。お酒におつまみもラインナップにありますので、麺類を待っている間に一杯もいいですね。
兎に角と言えば油そば
ラーメンもつけ麺もおいしいと評判ですが、特徴は油そばですね。麺のモチモチ感をダイレクトに味わえて、割りスープがいいアクセントとして効いてきます。
細かい話題では兎に角では汁なしとは呼ばず、油そばなんですよね。スープをカットしたという感じではなく、油をまぶして、一体感を持っておいしく食べてほしいとう形でしょうか。
麺と具材
チャーシューも食べやすい薄め大振りとブロック状のきれ端があります。そして、ねぎの食感もいい感じでアクセントになります。なお、ねぎは増しをお願いしている方もよく見ます。
かつおぶしも風味よく、混ぜ合わした時の絡まり方がいいです。メンマはコシがありながら固くないという絶妙の味わいです。のりも麺を包むようにしてもよし、ご飯ものにもよく合います。
割りスープで味変
油そばはこの割りスープがかかせません。食べ進める中で、投入タイミングを見て割りスープお願いして下さいね。私はあと3分の1くらいになった段階で割りスープを投入しています。なぜなら、割りスープ後のラーメン状態でも麺をある程度、楽しみたいからです。
割りスープは小さめの器で提供されます。投入して混ぜると、〆のラーメンですね。これがまた、油そばの油ともよくマッチしてたまりません。
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