兎に角の玉子やチャーシューは燻製された絶品
松戸のラーメンで油そばの人気店として有名な兎に角では麺やスープ(油そばであればまぶしてあるつけタレ)だけがこだわりではありません。
チャーシューや玉子など具材にもとても力を入れているのがわかります。特徴のひとつとして燻製された仕事ぶりがあげられます。
私自身も兎に角に初めて行った際に厨房に小型燻製機が見える事にビックリしました。今回は兎に角の充実した具材について取り上げていきます。
桜のチップで燻製された具材は香りや風味が違う
燻製機の中では桜のチップで燻製されているとの事で香りや風味が全然違います。焼きや煮込み、漬け込みなど他の手法でもおいしい味はありますが、あの心地よい香りが広がる仕込み具合は燻製でなければ出せませんね。
チャーシューを見ていただくとわかるのですが、中の部分がピンク掛かった色合いです。それでいて生焼けという要素はありません。私自身、お肉の焼き加減でもレア気味だと大丈夫かなという思いが先にたつのですが兎に角のチャーシューだと柔らかみと共にいい感じに思います。
玉子もしっかり味が染み込んだ形で一味違うなと思う味わいです。ラーメン店のたまごに対してここまで工夫するのかと初め衝撃を受けたくらい燻製された玉子はおいしいですね。
メンマもしっかり味の染みた太め仕様
具材ではメンマも兎に角の味が染み込んだしっかり仕様が好きですね。ただ濃い味にしたというのではなく、メンマにも手を抜かないで食感を大事にしているという感じがします。
メンマ増しという選択を兎に角だと考えたくなるのがそれだけポイント高いという事ですよね。具材ではチャーシューや玉子に目が向きがちですがメンマへの意識の高さがわかります。
野菜部門のネギがいいアクセントとなる
野菜ではネギがシャキシャキでとても食感がいいですね。特に油そばではスープがない分、野菜や他の具材も引き立つためおいしさを感じ取れる内容かどうかクッキリとわかってしまいます。
兎に角も通常サイズであっても茹で前で250gと量が多めのラーメン店です。麺の多さに負けない野菜としてはもやしやキャベツを盛る形が二郎系を中心に多いですがあえてネギにしている所も兎に角の食感を大事にするこだわりと感じます。
野菜の中でも価格高騰でよく話題となるネギですがこれからも兎に角のラーメンであのいい食感が楽しめるといいですね。
コメント