閉店した名店　松戸ラーメンおうかを振り返る松飛台の人気店だった

ラーメンおうかは二郎インスパイヤとして人気

松戸でも松戸駅前や新松戸、みのり台（湯楽の里の近く）などラーメン店が多く集まる地域もあります。松戸ラーメン激戦区や松戸ラーメン街道と呼ばれるくらい名店揃いでしのぎを削っている形です。

このような松戸でもラーメン店がいっぱいある所とは対極となる場所もあります。ラーメンおうかは松飛台という駅であれば新京成線の五香からも元山からも歩くという位置にあります。さらに、松飛台の工業地域からもちょいと距離があるという立地です。

しかし、ラーメンおうかは人気ありましたね。二郎インスパイヤ系が松飛台にできたという事に驚きましたが、その目新しさが終わった一巡後は確実に固定客を掴んでいました。あの場所でランチタイムに待ちという事も何度もありました。

ちなみに閉店後の現在はこちらも八柱で人気だった長浜ラーメンもりやが入っています。駐車場も近くに多いという訳ではない場所ですが両店ともに実力店が入る場所です。

二郎系だけではない油そばも

おうかは二郎インスパイヤ系として有名でしたが、油そばも投入され美味しかったですね。ジャンクガレッジ風のジャンクさが全面に出た形で二郎系油そばという強みをきっちり出していました。

更に、日替わりで無料トッピングがあったのもうれしかったですね。「ニンニク入れますか？」のお決まりフレーズと共にコールすればその日に準備できた無料トッピング（たとえばカレー粉など）も日替わりで変わる形がよかったですね。

通常トッピングメニューでも魚粉があったりとトッピング凝っていましたね。あの研究熱心さはとても流行る要素でしたね。

閉店その後は江戸川台で

おうかは閉店後、店主はラーメン店を開いています。流山市の江戸川台駅近くに「さくらミニ」というお店を開いています。さくらミニは昼には油そば１本で勝負して、夜は居酒屋という形態です。

油そばも趣向を凝らした形であり、現在は台湾まぜそばも投入されています。松飛台のおうかでも投入していた油そばをさらに進化させているのでしょう。

残念な事はあの二郎インスパイヤ系のラーメンは食べられない様子な事ですね。やはりラーメン二郎もそうですが二郎系は原価が普通のラーメンよりもかなり高いと言われています。おうかくらい繁盛していても提供を続けられないのは残念ですね。

それだけ、二郎インスパイヤ含めて美味しく食べさせてもらっていると思ってこれからも他の二郎やインスパイヤ系ではありがたく頂きたいですね。おうか（現さくらミニ）でもいつか復帰してくれて伺える機会も楽しみにしています。