松戸のラーメンおとどにあるココだけの味を
おとどのラーメンというひとつのジャンルを生み出すくらい、北松戸のおとどは特徴のあるラーメンを提供していますね。店内はお世辞にも広いと言い難い中でもオープン当初から安定した人気を誇り、現在は松戸だけではなく亀有や葛西(2店舗)、本八幡と幅広く展開しています。
さらに餃子というジャンルでもおとど餃子として定評があります。今回、餃子まではなかなか御紹介する内容が多い為、後の記事にするとしておとどのラーメン自体について詳細にお届けします。
具材ひとつにもこだわりが多い
ラーメンと言うと麺にスープ、肉と野菜などジャンルごとの括りで捉えがちです。私自身も他のラーメン店を見る時によくこのジャンル区分に沿ってみていました。しかし、おとどのラーメンを知るにつれて具材ひとつにもこだわりが深いという事がよくわかりました。
まず、麺についても原料となる小麦が北海道の希少素材を使うなどスープの吸い上げを意識した内容となっています。麺自体の味付けにこだわるのではなくスープとの一体感から形となることを意識している内容です。
スープは三獣スープと称されるおとどの代名詞とも言える内容です。豚骨、牛骨に鶏ガラを加えたうまみを濃縮させ、ただ濃いだけではない麺への作用も意識した調整がプロの技として光ります。
おとどの特徴と言える肉はホエー豚を使っています。ブロック状のチャーシューではなく、この豚を薄切炒め状態にすることにより余計な弾力感をなくした滑らかな食感を生みます。味付けがしっかりしているだけあり、舌触りをなめらかにすることで重すぎない感触に仕上げています。
おとどラーメンの強さに負けない具材たち
おとどではネギにも力を入れています。京都の九条ネギを使用して、切り方も細かくしすぎない形で食感を残しています。これはスープや肉の強さにも負けない、しっかり野菜としての存在感を出す上でも大事であり、アクセントとしての仕事を完遂しています。
アクセントとしての位置づけではにんにくも欠かせません。お仕事柄などにんにくアリが困る場合は抜いてもらえますがぜひ、おとどではにんにくアリを堪能してほしいと思います。
刻み状態のにんにくは麺に絡めても存在感があり、ただの臭み消しという内容ではない肉と合わせてパワーがつく感じを存分に出してきます。
さらに、麺ものに無料でつくご飯もお米はコシヒカリだけを使用しています。他店でたまに見かける、米粒の形状から悪い意味で違いが出ているという事はありません。ただ量を求めるだけではなく、ラーメンと共におとどの作品を飾るという位置づけをしっかり米も持っています。
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