松戸の知られざる名店 ラーメン金竜
松戸の知られざる名店と言えるのはラーメン金竜でしょう。近年は取材拒否店ということでラーメン雑誌で大々的に取り上げられることがない為、知らない方も多いが特色があるらーめん店です。
※一説では代替わりして取材OKに変わったかもという情報も。
ただ、昔は超人気店であった時期もあります。２５年くらい前でしょうか。記憶をたどりながらである為、正確な年月は把握していませんが、ラーメンがここまで大々的な認知度がなく、ラーメンという新しいブームになりかけていた頃です。第一次ラーメンブームといえるでしょうか。
確かきっかけは食べ歩き漫画か何かで取り上げられて、爆発的に人気が出た時期あるようです。あのあたりで行列ができる人気だったと聞きます。
場所は新京成線の五香駅が最寄り駅です。ただ、１回曲がったらずっと直進とはいえ、歩くのは少し距離がある場所です。車道と比べて歩道が狭い道であるのも歩きにくい印象です。
濃厚味噌という唯一の味
看板メニューは濃厚味噌という唯一のジャンルがあります。赤味噌ベースで色は濃い色のスープが特徴です。ちなみに味はしょっぱ辛いというような色と同じイメージはありません。奥深い形で味噌というよりも山椒やピリ辛という方が印象的です。
ここははっきりお伝えしておきたいのですが、昨今のラーメンほどパンチがある味ではありません。逆に言えば、あっさり醤油ラーメンがベースであった時代では差別化できる昔ながらの味わいを保っていると言えます。
メニューを絞れる自信
ラーメンを味噌一本に絞っている事も大事なポイントです。醤油と味噌という形で醤油ベースも並べたくなる所ですが金竜は味噌一本です。
これは味噌ラーメンに自信がある表れですね。更にサイドメニューも餃子を軸におつまみメンマ、ライス、ビールくらいです。ラーメンにライスか餃子、あとは一杯飲んどくかくらいの選択肢です。
これも小規模店で長期間行う形での理想形態ですね。メニューを増やし過ぎず、自信がある所で勝負する形です。
昔ながらのラーメンが好きな方に向く金竜
昨今、なぜ雑誌掲載拒否店にしている（過去形かもしれないという説もあり）かわかるのは金竜のスタイルと取材で来てくれる方が合わない所もありますね。昔ながらのお味である為、濃厚味噌というフレーズで遠方より来店されるとガッカリというケースも多いかと思います。
しかし、味がまずいという訳ではありません。事実、常連のお客さんを含め通っている方で連日盛況です。昔ながらのラーメンが合うという方にとっては食べてみるといいです。
ちなみに先代と言われる高齢のマスターから若夫婦かなと思わしき世代にマスターも変わっています。数年前は餃子場に先代いらっしゃったのお見受けしました。駐車場も店対面のスペースに完備していますが、込み合う事もありますので注意は必要です。
もやしと共にスープを吸った麺を
麺はちぢれ麺でスープをよく吸うのが金竜の特徴です。味噌ベースの特色あるスープを吸った麺を味わうのが真骨頂です。
野菜はもやし中心に麺と合わせてワシワシといく感じです。ラーメン二郎ほどタワー盛りではありませんが、麺とあわせて食べるという表現があう野菜量ですね。
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