コアな人気があったラーメン琥珀
閉店したがコアな人気のあったお店として有名なのがラーメン琥珀ですね。場所はみのり台のラーメン街道とも呼ばれる人気ラーメン店が多く集まる激戦区です。貴生の数店となりというくらい近く、むさし野と成都担々麺の間という人気店がそろうエリアです。
2012年5月にオープンの後、仕事の丁寧さからラーメンファンの間でクチコミで評判がとても高かった事を覚えています。2017年2月の閉店という話を聞いた時はあのいつも混み合うお店がなぜという思いが強かったです。
盛り付けからもわかる丁寧な仕事
琥珀そばは塩ベースであり、醤油ベースもありましたがやさしい味付けながら奥深い味わいでした。さらに特徴なのが具材の別皿盛りでの提供ですね。ラーメンの上に並べるのではなく、小皿では収まりきらない具材の見た目でのおいしさもあります。
さらに、具材の中でつくねがいいですね。スープとも絡むのは鍋ものでよくある為、イメージが沸きやすいです。スープと肉身のマッチ感がたまりませんね。
ガッツリとは対極
琥珀そばの上品さとは対極にガッツリがあります。昨今話題のボリューミーな感じとは対極をなしますね。ラーメン自体も塩やしょうゆでも優しめである為、油分や塩分補給という要素とは真逆をなします。
ラーメンは上品でとてもいい為、サイドメニューにガッツリ要素や強力な押しがあるとよかったですね。成都担々麺であればランチのライスバー(プラス100円でライス食べ放題)やむさし野の季節のご飯などがこの位置でしょう。
ラーメンのおいしさは一級品であった事は間違いないです。ただ、おいしいラーメンだからこそリピートでわざわざあの位置まで行きたいと思える要素があとひとつあればなあと思いました。
店内の客席数も原因か
琥珀の店舗であった所は飲食店で何店か出入りがあった場所です。客席数があまり多くなく、人員が1人だと厳しい大きさである事も営業を難しくする要因だと思います。
また、駐車場問題も付きまとう位置です。あの周辺ではコインパーキングも隣にはありますが、大規模や複数個所あるわけではないため遠征が行いづらい特徴があります。ラーメン好きの方が行きづらい要素もある為、より飛びぬけた特徴が必要となります。
みのり台から湯楽の里にかけてはフクフクで修行した店主がポパイというおいしいお店を開いたこともありました。惜しまれて閉店される中、駐車場など含めた立地の大切さにも改めて考えさせられる内容です。
琥珀もおいしいラーメン屋さんであった為、ぜひまた別の場所でリニューアルオープンなども期待したい所ですね。
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