新松戸駅東側地区の再開発に関連する道路説明会

新松戸駅東側地区の再開発にも関連する道路、「都市計画道路3・4・18号馬橋根木内線新設工事」についての説明会。
新松戸市民センター2階ホール(千葉県松戸市新松戸3丁目27)にて2020年10月25日に開催されました。
松戸市から当該全般の詳細な説明から質疑応答では新松戸東側の近隣利用についても様々な内容が取り上げられておりました。
その後、2021年10月工事開始となっています。
2022年には新松戸駅東側地区 土地区画整理事業 優先交渉事業者も決定となっています。
夕方17時30分の定刻通り開始
新松戸市民センターにて17時30分の定刻通り開始。
前半17時52分頃までは松戸市の担当部署より詳細な説明、その後は質疑応答が予定時刻を超えて18時52分頃までという流れでした。

10月の終了時刻、19時近くでは外もかなり暗い形となっていました。
なお、コロナ対策にて検温や椅子の間隔も距離をしっかり取った形での実施となっていました。
広い会場に参加者も40人規模で注目度の高さも伺えました。
松戸市街づくり課より各種説明
事業概要からトンネルについてまで各種説明がありました。
・「都市計画道路3・4・18号馬橋根木内線新設工事」とは名前通り馬橋地区と根木内地区を結ぶ想定で国道6号から出入り
・事業の目的でも主要幹線道路から新松戸東側へのアクセス改善のためとされている

・高低差もあるためトンネルの開設が必要
・開設時には交差点部分幅16m、トンネル部分の道路幅は19.8m(用地幅員は21.8m)を想定
・防犯上の理由から車道より歩道が見える形に工夫も。歩道から車道に入らないように防止柵もつける
・トンネル内は昼でも照明を付けて明るい形になる
・街中での工事である為、上から掘っていく形の工事手法
・歩道幅も車椅子同士がすれ違う事ができるくらいの幅を持たせている
・工事開始後は原則、夜間工事や日曜日、祝日の作業は行わない形
・工事箇所を横断するよく使われる生活道路(市道1地区416号)については工事中の迂回についても工夫する。
具体的には交通誘導で遠回りを行うような一般的な形ではなく、仮設の橋をかけたり完成部分を仮で通れるようにするなど極力迂回が少ない形を想定。
▼スケジュールについて
・3年計画の工事の中、2年目前半までは山留工事や土の搬出など、2年目後半からトンネルの新設などを予定
・2021年1月より開始予定であったが工事業者が決まらず(工事業者の入札はあったが工期などで検討がいる状態)2021年6月もしくは9月頃に開始と半年前後あとから開始を想定
・工事業者の選定、松戸市議会での議決を経た上での開始となる
・2023年の後半を目標として区画整理工事用車両通路として仮設供用を目指す
・2026年に交差点改良も経て一般利用開始の目標で進められている
武蔵野線方向や新松戸東側地区、交通量についても
質疑応答でも近隣の方々から様々な角度にてやり取りもありました。
直進上の武蔵野線側や新松戸駅東側地区との関連、交通量増加による渋滞など近隣懸念についてなど各種ありました。
・今回の「都市計画道路3・4・18号馬橋根木内線」は長期的には武蔵野線を超える形で道路が伸びる計画もある

・トンネルの上部利用について大型建築物は構造上、難しいが公園や駐車場など近隣の方々の声を元に完成後、整備も進む予定
会場では近隣に避難場所も少ない為、そのような検討も頂けるといいなという声も。
▼交通量増加・渋滞について
・2014年に交通量調査を行った際のデータでは一番車の多い時間帯は17時から18時。
・同時間帯でも新設道路が完成後に更に交通量増加を見込んでおり対策を考えている
・流山方面から入る際に右折レーンを新設して直進車の渋滞原因にならない形を想定
・国道6号から交差点となる箇所への信号機要望を千葉県に行う計画
・新松戸駅東側地区の再開発、区画整理の状況にもよるが新松戸駅に向けたアクセスにも繋げていく想定も