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松戸市立病院跡地説明会を現地確認、土壌汚染や解体・売却などスケジュールも

松戸市立病院跡地説明会土壌汚染解体売却ニュース
松戸ロード
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松戸市立病院跡地説明会に参加してきました

旧松戸市立病院の跡地売却について2020年2月2日(日曜日)に説明会が移転先の松戸市立総合医療センターで開催されました。

旧国保松戸市立病院
住所:松戸市上本郷4005

今回の説明会は第3回となり主に「土壌汚染の経過について」と「売却スケジュール、方法などの概要」の2点が主な項目として開催されました。

その後2020年12月、医療モールやテナント棟、駐車場に交通渋滞対策など含め説明会の詳細も実際に現地で確認しております。

説明会内容の実行も進む2021年4月状況もまとめております。

土壌汚染についての経過、売却後の見通しも

土壌汚染については2019年7月に発覚後から今後の対応についても説明されておりました。

六価クロムおよび鉛について場所の特定および近隣を含めた水質調査においても2020年の現時点では特段、他地域に染み出ている状況などはないとの事。

今後も売却までは3ヵ月毎に水質調査の継続、売却後は買主が除去されて解消となるまで継続した水質調査を行う事が売却前に示されています。

売却方法をめぐる概要も提示

松戸市立病院北松戸病院跡地

「旧国保松戸市立病院跡地活用事業者公募型プロポーザル」という形で売却を決定する予定です。入札額だけではなく事業提案の内容なども点数化して総合判断するという形になります。

その他、事業提案への条件なども付く形が予定されています。

・350㎡以上の医療施設(イメージとして街医者規模の2施設分近く)
・ホテル、神社、セレモニーホールなど建設不可の業種も指定の予定

・買主からの説明会開催
・歩道橋の撤去

・土壌汚染対策を行うこと
・2年以内に工事に着手、10年間は提案事業から内容変更不可
・約束事項に違反した場合の違約金事項を設定 など

地元の方からの質問は地域に根差した意見も多数

旧松戸市立病院売却解体移転

質疑応答では近隣の商店など地元の方から地域環境が向上するまちづくりの観点にも様々な角度からやり取りがありました。

子育て世代の声や近隣であるからこそ感じ取れる部分など現地ならではの他人事ではない質問事項もあり、質疑部分も1時間を超えるやり取りとなっていました。

候補事業者の公開プレゼンテーションも予定

想定されているスケジュール(最短であるケース)では2020年9月下旬頃、落札された買主の公表もありそうな状況です。

その前段階における二次審査(公開プレゼンテーション、8月上旬予定)では公開の名の通り、傍聴者有での事業提案の提示という形になりそうです。

2017年に移転されてから時間も経ち、松戸市立病院跡地の解体(解体とは限定せず、耐震補強など現時点では事業者の方針によれば可能性もあり)など売却と共に新たな形も進みそうな状況となっています。

2020年8月には最優秀提案事業者にヤオコー、優秀提案事業者はコープみらいの2次審査状況となっています。

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