麺が変更して味が染みながらのど越しもいい麺に
ラーメン二郎松戸店がどんどん美味しくなると二郎好きのラーメン通の間でも話題ですね。正直、これまでの3代目店主が作るラーメン二郎もかなり美味しかったのですがとても研究熱心で次々と新しい策を投入してきます。
今回、麺が変更となりこれまでよりも天地返しなしでも後半のコンディションが変わらずにいてそれでいてしっかりと味は染み込んだ麺となりました。
ラーメン二郎松戸店3代目店主が繰り出す変更点として直近の麺についてをまとめると共にこれまでの変更施策から次なる1手の予想まで大好きなラーメン二郎松戸店についてまとめてみました。
のど越ししっかりで食べ進めやすい麺に
麺の変更後を変更前と比べてみると弾力感と言いますかのど越しがしっかりしていますね。3代目になって硬めのオーダーはなくなりましたが着丼時はやや硬め寄りになった気がします。
これは後半の麺についてを見ているとよくわかります。普段は天地かえしをしてスープの吸い過ぎがないように(猫舌で熱さの部分もありますが)している部分もあったのですが今回麺に注目するにあたり、天地かえしなしで食べてみました。
すると、後半になってもスープを吸い過ぎる事もなくコンディションの均一化という部分はとても図られている麺だと感じました。
豚も直近の変更から肉厚感がすごい
豚が2種類の使い分け(豚増しでなければ1枚づつ)という形から国産豚1本に変更となってからも肉厚でステーキを食べているかのような食感がある豚になりましたね。明らかに豚の厚みがあり、麺に野菜、そして豚とどれもが主役級のオンパレードな1杯となっています。
豚は松戸店の場合、野菜の下に配置される為、2枚だと思って食べ進めていたらスープの下から明らかに固形の豚が登場などという展開も珍しくありません。
豚自体は味が濃すぎるという事もなく、次に取り上げるほぐし豚と比べると味付け加減もよくわかるかと思います。
野菜、脂でほぐし豚トッピングもガツンとくるおいしさ
松戸店のトッピングで野菜増しと脂増しを両方頼むと隠しトッピングと言いますかほぐし豚がトッピングされる事が多いです。導入当初だったかもしれませんが在庫切れなどオフィシャルなサービスではない為、あればラッキーくらいの認識がいいです。
このほぐし豚、脂や野菜と合わせる事が前提である為かとてもガツンとくる味付けです。濃口でこれだけを食べては濃さが目立つ形でしょう。そこに脂のフワフワ感と野菜の甘みもでる味わいが混ざる事で何とも言えないまろやかさになります。
3代目の松戸二郎では野菜も盛り直前に茹で立てをあげる動きが見えます。丁寧な仕事ぶりだからこそあの野菜の甘みも引き立つおいしさになるのですね。
研究心溢れる3代目の次なる一手に注目
ここまで3代目の松戸店店主から繰り出される工夫があると次の一手も気になる所です。麺の変更時に少し思ったのですが季節を意識した夏仕様という意味合いもあるのではないでしょうか。
そうすると次はスープの乳化具合なども可能性ありそうですね。もしくはニンニクも刻み具合を変えたりなど食感に変化がつくかもしれません。勝手な想像でもありますが、それだけワクワクする3代目松戸二郎を体感できる喜びと共に今後も楽しみにしたいと思っています。
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