消費増税対策として対象者を限定したプレミアム付商品券発売
2019年10月より消費税が8%から10%に引き上げとなる部分に対する対策の一環として松戸市でもプレミアム付商品券の発売が10月1日より予定されています。
今回、消費増税が予定通り実施される事と対象者の制限が大きい事が特徴となっています。特に対象者は当記事作成の6月時点では次の形でどちらかに該当する方を想定されています。
・2019年度の住民税非課税者(住民税課税者の扶養や生活保護など一部除外あり)
・生後間もない子育て世代(2016年4月2日から2019年9月30日の間に誕生日がある子を想定)
該当する方は最大5000円分のプレミアム付き(25%還元で20000円購入で25000円分のプレミアム商品券)で商品券購入ができる形が予定されています。
※その後2019年9月状況ではプレミアム付商品券購入引換券を対象者に発送する形となっています。
市内の郵便局などで本人確認実施の上、引換券と一緒に購入できる形です。販売および利用は2020年の3月1日までを予定されています。
以下、プレミアム商品券が導入予定段階での記事となります。
10月からの消費税増税が前提
今回のプレミアム商品券は松戸市だけではなく他の自治体も多く発行を予定しています。2019年10月からの消費増税が前提となっています。
7月に予定されている参議院選挙、可能性は少なくなってきたとも6月時点では言われていますが衆参ダブル選挙など情勢によって消費増税含めた状況の変化の可能性もあります。
現在予定されているスケジュール間で10月から消費増税となった場合に松戸市ではプレミアム商品券の発行を予定しているという段階です。
対象者条件に当てはまるかが大事
今回のプレミアム商品券について、対象者の範囲が狭めである事が特徴としてあげられます。これまでの多くの方が手にしていたプレミアム商品券とは少し異なる印象です。
松戸市では地域振興券やプレミアム商品券の名称でこれまでも何度か発売がありました。近くは2015年の「やさシティ、まつど。」商品券は購入と共に子育て世代への配布もありました。
以前であれば多くの方が手にするため、話題になることも多く見逃す事はなかったのですが、特に子育て世代で誕生日要件に該当する方は見逃しなくチェックしておきたい部分ですね。
直前まで制度変更なども注意が必要
今回のプレミアム商品券について2019年4月までは国からの消費増税対策費用としてのバックアップが2歳までとされていました。こちらが3歳の一部まで広がる形で変更が入っています。
消費増税が延期など行われない場合は当プレミアム商品券も販売が見送られると想定されます。また、現在公表されている対象者の範囲が縮小される可能性は少ないかと思いますが、拡大など直近まで動きがある可能性もある為、注意したい所です。
子育て関連の商業施設には注目が集まりそう
今回のプレミアム商品券を松戸で利用する際に子育て関連の商業施設に特に注目が集まりそうです。大型商業施設でもキテミテマツドの6階にはリトルプラネット、子供向け歯科医院のいろどり歯科、さらに7月には子供向け遊び場キッズスマイル南asobi諸島の開店も行われました。
松戸では10月にテラスモール松戸のオープンも控えています。子供服のプティマインやブランシェス、ベビー用品の赤ちゃん本舗など必須の子育て用品を販売するお店の入店が予定され、プレミアム商品券の利用店舗としても注目を集めそうです。