秋満月(あきみつき)販売直売所で伺う
千葉県でも梨の新品種「千葉K3号」開発から愛称決定(秋満月・あきみつき)と直近2019年、2020年の各段階でも注目を集めていたナシの新品種。
2021年・秋にデビューと合わせて実際に千葉県松戸市で秋満月の生産者の方から直接状況を伺ってきました。
秋満月の美味しい梨、食感などもこちらでまとめています。
秋満月(あきみつき)松戸市高塚新田で
今回、秋満月を実際に生産されている現地にてお話を伺ったのは国道464号沿いの梨園さん・〇治園(まるじえん)。
〇治園(まるじえん)
住所:千葉県松戸市高塚新田40
高塚十字路にもこのような形で表示が出ており、東松戸方面から向かった場合、高塚十字路を左折して道なりです。
実際に平日の午前中に事前お約束の上で伺うとお客さんが前後途切れない松戸の梨の人気を現地で実感する様子も。
2021年の最新版で47の梨園が掲載の松戸の梨リーフレットでも地図と共に場所など各種掲載されています。
こちらは松戸市観光協会で7月から配布されています。
秋満月(あきみつき)2021年の状況
実際に2021年時点で秋満月を生産されている現地を案内頂きました。
画像では一番手前に見えるのが秋満月です。
きめ細やかでジューシーな梨・秋満月。
日持ちについても新高に近い形で期間長めの特徴も。
新品種の梨・秋満月について千葉県でも販売開始当初は生産者の方による直売を中心の販売方針が伝えられていました。
実際にお話を伺う中で広く様々な梨が展開される現地でも秋満月は2021年時点ごくわずか。
いわゆる箱入りでの秋満月販売は難しそうであり直売でも必ずご用意できると言い切れるくらいの量ではない、まさにデビュー年ならではの状況との事。
なお、翌年以降に備えて苗木で準備をされている様子も。
ただ、木が大きくなれば必ず収穫となる美味しい梨ができる訳ではなく、広く流通される形では3年から5年くらいの年月は見込まれそうな状況。
こちらは実際の梨・秋満月を現地で。
2021年は全体的に梨が小ぶりとの事ですがしっかりした重みに赤みかかった色合いと共にとても綺麗な形に。
ちなみに事前取材段階で時間を追って様子を伺っていた所、8月上旬やお盆明けの秋満月はこのような色合いまでまだまだ到っていない、他の梨の品種との収穫時期の違いはハッキリしています。
晩生の品種と秋満月は言われており9月これからが旬との事。
2021年は収穫期も早め(松戸に限らず千葉県各地で傾向)で他の年では10月に入ってもという部分については2021年は難しいのではという収穫期状況です。
2021年では直売でも数少なく今後の本格流通に向けてという秋満月、松戸市内でも秋満月を生産されている梨園さんは複数あります。
様々な梨園さんの展開と共に松戸の美味しい梨を梨園さん全体で盛り上げていきたいという部分も印象的でした。